歯がない部分を補う治療

茨城県取手市のJR常磐線取手駅に直結、茨城県取手市中央町の歯医者「取手iセンター」のオフィシャルブログ一覧です。インプラント治療や矯正歯科、審美歯科など歯科に関する情報だけでなく、日常のさまざまな発見や皆さまにお知らせしたいことを発信していきますので、ぜひご覧ください。

歯がない部分を補う治療

歯を失ったままの状態ではしっかり噛むことが出来ず、体に様々な影響を及ぼします。歯を補い噛める状態を保つことが重要です。

 

・しっかり噛めないことで胃腸への負担が増えたり、十分な体力が落ちる

・食べる楽しみが減ることで食欲が落ち、生活の質の低下につながる

・体のバランスが悪くなり、転倒リスクが高くなる。

・噛めないと脳への刺激が減り認知症のリスクが高くなる。

 

これらのリスクを避ける為に取れる方法は、入れ歯・ブリッジ・インプラントです。

【入れ歯】

メリット→保険適用ができ、ほとんどの方に適応できます。

デメリット→違和感があり、食べにくかったり固い物が噛めません。歯が抜けた部分の骨が次第に痩せていきます。バネをかける歯に負担がかかり、天然の歯に比べて噛む力が低下します。

☆自費診療では、このようなデメリットを軽減するために、磁石やインプラントを併用したタイプ、快適さや見た目を改善する素材を使ったタイプなど様々な入れ歯があります。

 

【ブリッジ】

メリット→保険適用ができ、固定式でお口の中の違和感がありません。

デメリット→残っている本数、位置、強度などの状態によって適応できません。

      支えとなる両隣の健康な歯を削らないといけず、支える歯に負担がかかり、治療が必要になったり寿命が短くなります。歯が抜けた部分の骨が次第に痩せていきます。奥歯は銀歯、前歯は表面だけ白いプラスチックなので変色し、金属アレルギーの方には不向きです。

☆自費診療では、ブリッジの素材にジルコニアやセラミックを使用した、見た目も天然歯のように美しく、金属アレルギーの心配がないタイプもあります。

 

【インプラント】

メリット→見た目は天然の歯に近く、丈夫で長持ちし、お口の中で違和感がありません。

     しっかり噛めて食事ができ、周囲の健康な歯を削らず、体に優しい素材です。

デメリット→保険適用されず、手術が必要で治療期間がかかります。

      お口の状態によっては適さない場合もあります。

☆インプラントは保険が適用されませんが、周囲の歯を削る必要がなく負担をかけない、自分の歯に近い感覚で噛めるなど、入れ歯やブリッジの問題点をほぼ解消できる理想的な治療です。

 

歯がたくさん残っているのと残っていないのとでは、体の健康状態にも違いが出てくるこ

とが分かっています。年を取ると歯が抜けてしまうのは仕方がないと思い込んでいる人も

いますが、お手入れ次第で長く残すことは十分可能です。

残っている歯をできる限り長持ちさせることは、将来のお口の環境と全身の健康に大きく

影響します。日々の歯磨きと定期的な検診で残っている歯を守りましょう!