茨城県取手市のJR常磐線取手駅に直結、茨城県取手市中央町の歯医者「取手iセンター」のオフィシャルブログ一覧です。インプラント治療や矯正歯科、審美歯科など歯科に関する情報だけでなく、日常のさまざまな発見や皆さまにお知らせしたいことを発信していきますので、ぜひご覧ください。
歯を失って後悔しないために
天然の歯の大切さは、失って苦労して初めて気づきます。「もっと歯を大事にしておけばよかった」と後悔しないように天然歯を長持ちさせるポイントをご紹介します。
☆早めの受診
痛みや違和感があるときは早めに受診し、初期段階で治療することが大切です。症状が進行してしまってからでは治療期間が長くなり通院回数も増え、治療費の負担も大きくなります。また、症状の進行具合によっては歯を抜くことになる場合もあります。早期発見・早期治療で天然の歯を長持ちさせましょう。
痛みがある、かみ合わせに違和感がある、詰め物被せ物が外れた、歯が抜けた、歯茎の腫れ・出血、歯の表面がぬるぬるする、そのようなときは早めの受診をおすすめします。
☆定期的なお口のチェック
自覚症状がなくても、虫歯や歯周病にかかっている場合があります。歯科医院での定期的なお口のチェックで、歯を失う原因の多くを占める虫歯と歯周病を予防しましょう。
【虫歯】
初期の虫歯はまだ黒くなっていないので鏡を見てもわかりません。痛みなどの自覚症状もありません。神経を抜いた歯はもろくなり、何らかの異常があっても自覚できません。また、過去に治療して被せた詰め物や被せ物と歯の隙間が細菌のすみかとなり、虫歯(2次う蝕)になる可能性があります。
【歯周病】
25歳以上の約8割がかかっていると言われる歯周病。歯周病が現れたときはかなり進行している場合が多く、歯を抜くことになる場合もあります。
☆ホームケア
「毎食後歯磨きしてるのに、どうして虫歯になるの?」といった声を聞きますが、歯磨きの方法が正しくない、磨けていない部分がある、といったことがよくあります。毎日の歯磨きは大切ですが、歯磨き方法が正しくないと効果がありません。
ホームケアとは家庭で行うケアのことです。歯磨きや歯間ブラシ・フロスなどの補助器具を使ったお口の中の清掃をすることで磨き残しを防ぐことができます。
人によって適切な補助器具が違うので、定期検診で衛生士が患者様のお口に合ったものをおすすめしております。
歯を失って苦労されている方から「もっと歯を大事にしておけばよかった」と言われます。
食べたいものが満足に食べられなかったり、何度も何度も歯の治療を繰り返したり、天然の歯の大切さは失って苦労して初めて気づきます。
歯は上下合わせて28本(親知らずを除く)がバランスよく並び、物を噛んだり砕いたりしています。初めて歯を失ったときは「歯はたくさんあるから1本くらいなくても大丈夫」と考えがちですが、歯は1本1本が重要です。だからこそ自然と28本生えそろうようになっているのです。そして、たった1本歯を失うことからお口全体の崩壊がはじまり、ある一線を越えるとどんどん崩壊していくことになるのです。
歯を治療しても天然の歯にはかないません。
今後のケアで残っている歯を長持ちさせることが大切です。歯は毎日の食事にかかせない道具です。
歯科医院でのお手入れやしっかりしたチェックを受けるためにも、お近くの歯科医院を受診されてみてはいかがでしょうか。